「フェイシャルヨガ(顔ヨガ)、お顔のトレーニングをするとシワができるんじゃないの?」との声を聞くことがあります。
正しい方法で、顔の筋肉(表情筋)を動かすことによってシワはできませんし、実はシワ予防やシワ改善にもなります。
もくじ
顔のシワができる原因
顔のシワができるのには様々な原因があります。
まずは、その原因を理解することが大事です。
①表情の癖
同じような表情をするクセがあると、同じ場所にできるシワが刻まれていきます。
◎目を開ける時におでこにシワを寄せてしまう、おでこのシワ
◎ものを見るときに眉間にシワを寄せてしまう、眉間のシワ
◎考え事をする時にアゴに力が入ってしまう、アゴのぼこぼこジワ
◎笑う時に口角を横に引いてしまう、頬の縦ジワ
20代、30代ではできなかったのに、加齢によって肌の潤いや弾力が失われ、表情癖を続けることでシワが深く刻まれたままになる人が少なくありません
②皮膚の乾燥
保湿、水分不足のため、皮膚が乾燥して、肌の弾力が失われシワが目立つ原因に。
紫外線のダメージも皮膚が乾燥するので、シワを増やす原因の1つです。
特に、小ジワ・口元や目元にできるちりめんジワが特徴です。
③加齢でたるむ
顔の筋肉(表情筋)は、頭蓋骨にペタペタと張り付いているだけの筋肉。
特に加齢によって表情筋は重力で下がりやすいという性質を持っています。
そのため、頬が下がりほうれい線や、口元から顎に向かってできるマリオネットラインが現れたりします。
顔のシワの対処方法
①表情の癖の対処方法
おでこにできるシワは、目を開ける時に眉毛を上げる癖がある人に見られます。
目を開けるときに、目の周りの筋肉(眼輪筋)だけを使うようにすると眉毛のコントロールができて、おでこにシワができにくくなります。
眉間にできやすいシワは、目を細めるときに眉毛を中心によせる癖がある人に見られます。
眩しい時は、サングラスをかける。
見えづらい時はメガネをかけるなど眉間にシワが出来ないように癖を直していきましょう。
顔ヨガのレッスンでは、眉毛をコントロールする目の開け方、細め方。
おでこや眉間のストレッチ方法、緊張をほぐす方法などをお伝えしています。
②皮膚の乾燥の対処方法
皮膚の乾燥対策は、とにかく保湿です。
洗顔後やお風呂上りには、たっぷりと保湿できる基礎化粧品を使いましょう。
シートパックもお勧めです。
私は、毎日お風呂上りにシートパックを使用しています。
貼っているのは、3分と表示があるもの。
短時間だと続けやすいです。
体への水分補給も大切です。
私は、体が冷えないように温かい飲みものを摂るように心がけています。
保湿には、はちみつも効果的。
毎朝、スプーン1杯のマヌカハニーをヨーグルトにかけて食べています。
お気に入りのマヌカハニー
また、顔ヨガはお顔の血行を良くするので、顔全体に水分や栄養分を行きわたらせることができます。
③たるむ筋肉の改善方法
年齢を重ねると、筋肉の衰えが出てきます。
顔の筋肉(表情筋)は、他の筋肉と同じように鍛えなければ衰えて下がり、たるむ原因に。
また、筋肉を動かさないでいると凝り固まった状態になり、たるみます。
そこで、表情筋のトレーニングである顔ヨガは、筋肉を鍛えることができ、お顔を引き上げてくれるのでお勧めです。
シワを増やさない、正しい顔ヨガの方法
顔ヨガでシワができるとしたら、
◎間違ったポーズをしている
◎同じポーズもを何十回もしている
◎肌が乾燥した状態でしている
といったことが考えられます。
受講生からは
「動画を見てしてみたが、やり方が間違っていました」
「どの筋肉を動かしているか意識出来ていなかった。レッスンを受けて分かりました」
などの、お声を聞きます。
顔ヨガでシワが増えるとしたらどういう原因があるか
また、顔ヨガの正しいやり方を知ることも大切なんです。
顔ヨガの正しい方法とは
◎姿勢を良くして行うこと
◎正しいポーズが出来ているか、動かしたい筋肉が動いているか鏡でチェックする
◎鼻呼吸をすること
◎肌が保湿された状態でする
◎筋肉をほぐしていること
◎一つのポーズだけでななく、いろんなポーズで満遍なく筋肉を動かせていること
に意識して行うことが大切です。
正しい方法で顔ヨガをすると、シワは増えません。
1つのポーズのキープ時間は10秒ほど、回数は2~3セット
1日5分を毎日続けることで、筋肉が鍛えられてシワができにくい弾力のあるお肌になっていきます。
フェイシャルヨガ(顔ヨガ)レッスンでは、バランスよくしっかり表情筋を動かして、ほぐすことで筋肉の弾力性を取り戻し、シワの改善につながります。
鏡をみて、どんな表情癖があるか気づくのも大切です!ぜひ、鏡を見る時間を増やしてくださいね。
▽こちらの記事も関連しているので是非、読んでくださいね。
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フェイシャルヨガ暦7年。フェイシャルヨガインストラクターになって4年。
私は多くの受講生に関わってきて感じたことは、表情筋を動かすことがメンタルに深い影響をあたえることです。
前回投稿した記事の、顔面麻痺の受講生のレッスンでも、表情筋とメンタルの関係を再認識しました。
▽受講生の様子はこちらの記事をご覧ください
右側顔面麻痺の受講生も表情筋が動くようになって、どん底だったメンタルが、どんどん上向きに前向きになっていくのを見てきました。
表情筋とは
体にはさまざまな筋肉があります。その中で意図的に動かせる筋肉を随意筋といいます。
反対に、意図的に動かせない筋肉を不随筋といい、心筋や内臓筋などのことを示します。
表情筋は、自分の意思で動かせるので随意筋になります。
笑ったり、怒ったり、泣いたりと心の状態を表情筋の繊細な動きで表現できるのです。
感情を表現する大切さ
表情筋トレーニング(顔ヨガ)に興味を持ち、これを仕事にしたのは、私自身の顔の衰えが気になったことがキッカケ。
学びを深めるうちに表情筋の可動域が広くなり、顔を使い感情を表現することで、ありのままの自分を受け入れられるようになりました。
一般的には、笑顔が良いとされています。しかし生きていると楽しいことばかりではありません。悔しいことも悲しいこともあるのです。
そのすべてを無かったことにするのではなく、沸き上がった感情を受け入れること、そしてその感情を表現することが幸せだと思うのです。
私自身の気づきだけでなく、受講生の変化も同じです。
きっかけがお顔の悩みだったのですが、内面まで前向きに明るく変化されて、私が表情筋トレーニング(顔ヨガ)を始めた当初から感じている感情を表現する大切さを皆様に感じていただいています。
表情が豊かになると
表情筋トレーニング(顔ヨガ)は、小顔、目が大きくなる、美肌になるなどの効果があると言われています。
顔が動かしやすくなり、表情が豊かになるというのは、全ての感情を表現して良いのだと自分に許可をだすことで、周りから生き生きして見えるのだと感じています。
大切な感情を顔で表現することで自分がその感情を感じているのだということを脳に伝えることができ、そうすると、幸せホルモンが出て、幸せを感じることができ、ニコニコと表情に表れます。
表情が作りやすくなり表情が豊かになるとコミュニケーション能力が高くなりますよ。
笑顔は伝播する
表情が豊かになって、自分が中心となって笑顔になると、その笑顔が伝染するように家族や周りの人を笑顔にして大切にすることができます。
表情筋トレーニング(顔ヨガ)は見た目が変わるだけでなく気持ちが変わり、自分の事が好きになり、笑顔が増えてその先の幸せに通じていくと信じています。
素敵な笑顔でいられるように自分が自分を幸せにできるように、周りの人も幸せになれるように、表情筋を自由に動かせる一生モノのセルフケアをお伝えしています。
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rosa rosata 山下千珠
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