原因不明の右側顔面麻痺
50代の女性が顔ツボと表情筋のトレーニングで
表情が豊かに!心も前向きに!
受講生Nさんの許可をいただきブログの記事にしております
もくじ
顔面麻痺の受講生との出会い
50代のNさんと出会ったのは、友人とのコラボイベントで
私が顔ヨガ10分無料体験会をしていた会場でした。
Nさんは、会場の前を一度通り過ぎ、また戻ってきてくださいました。
会場内の展示物や商品に興味がおありだと思い、会場内へお招きしました。
すると、「あなたに会いに来ました!」と、私の顔を見ておっしゃるのです。
嬉しいやら、びっくりするやら。
顔面麻痺を発症した時のこと
お話を聞くと2か月前から右側顔面麻痺を発症したとのこと。
インフルエンザとコロナウィルス感染症の併発をした際に、右側の顔面麻痺も発症。
口元に力が入らないので、口から水が漏れてしまい、うがいが出来ない。
目元の筋肉も麻痺しているので、まばたきが出来ない状態に。
お医者さんにも原因が分からない顔面麻痺が残りました。
毎日、泣いて過ごされていたようです。
自分の顔を受け入れられず、その時の写真は残していらっしゃいません。
元々美容関係のお仕事をされていた方なので、人一倍、美の意識は高く、顔面麻痺は相当なショックだったそうです。
他の人には計り知れしれない辛さがあったと思います。
お顔の右側が泥の様に重く下がってしまい、病院からは、薬は出ていたものの良くならなかったそうです。
受講生が始めた顔面麻痺のセルフケア
しかし、泣いてばかりではいけないと。
ご自身でいろいろ調べて、ホットタオルで首や肩、目の周りを温めたり、顔ツボを指で押すということを毎日されたようです。
その結果、お医者様にも「何をしたのですか?」とビックリされるぐらい改善されたそうです。
ただ、「自己流でやっていて良いのか?また再発したらどうしようと」いう不安があり、「顔ツボ・表情筋・神戸」などのキーワードで、私のホームページに辿り着き、実際に会いに来てくださったのです。
顔面麻痺の表情筋トレーニングと顔ツボレッスン
顔キャン!や顔ヨガの通常のプログラムをするよりも、実際に、どれぐらい表情筋が動くのかを見せてもらいながらと考え、対面レッスンで始めることに。
週に一回、自宅サロンに通って頂きマンツーマンレッスンをしています。
マンツーマン対面レッスンの良いところは、受講生に直接お顔に触れさせてもらえること、そして、私インストラクターの表情筋の動きを直接触って、筋肉を感じてもらえることにあります。
基本の顔ツボをお伝えし、Nさんのお顔の動き、可動域を見ながら表情筋のトレーニングをお伝えしました。
最初は、左半分のお顔を顔ツボスティックを使って押し、麻痺がある右半分は指で押していただきましたが、右側の感覚がつかめてきたので1週間後には顔ツボスティックを使って両顔のツボを押すことが出来るようになりました。
表情筋のトレーニングは手のサポートを使い、お顔を動かす練習を重ねていきました。
顔面麻痺の表情筋トレーニングと顔ツボレッスンをした結果
Nさんは個人塾を経営されているスーパーウーマン。
インスタグラムと塾のホームページ
表情筋と顔ツボのレッスンに通い始めたころは、お仕事を続けることも弱気になっていらっしゃいました。
麻痺したお顔がメンタルに与える影響が大きいと感じていました。
しかし、今ではレッスンを受講後、夕方から、バリバリと生徒さん達の学習指導や受験対策に当たっていらっしゃいます。
最近では、心理学や受験生のカウンセリングの資格を取得されたとのこと。素晴らしいです!
表情もイキイキとされて、Nさんはまさに表情美人です。
受験シーズンで、塾の仕事がお忙しい時期があり、毎週のレッスンを今では間隔をあけて受講されています。
レッスンとレッスンの間にNさんからご連絡があったり、こちらから「お元気ですか?顔ツボ押していますか?お顔のトレーニングはしていますか?」というメッセージする時も「頑張っています!」とのお返事に元気が伝わってきます。
顔面麻痺の受講生にお伝えするのは初めての事でしたが、顔ツボと表情筋トレーニングで、ますます表情が豊かになり気持ちも前向きになっていく。
そんなサポートが出来たことは私にとって、Nさんとの出会いは素晴らしいもとのなりました。
信頼し、通っていただきありがとうございます!
全ての顔面麻痺の方が、このような成果がでるわけではありません。お一人お一人に合ったメニューをお伝えしますので、まずはお気軽にご相談ください。
また、お医者様の了承を得てご受講ください。
フェイシャルヨガ暦7年。フェイシャルヨガインストラクターになって4年。
私は多くの受講生に関わってきて感じたことは、表情筋を動かすことがメンタルに深い影響をあたえることです。
前回投稿した記事の、顔面麻痺の受講生のレッスンでも、表情筋とメンタルの関係を再認識しました。
▽受講生の様子はこちらの記事をご覧ください
右側顔面麻痺の受講生も表情筋が動くようになって、どん底だったメンタルが、どんどん上向きに前向きになっていくのを見てきました。
表情筋とは
体にはさまざまな筋肉があります。その中で意図的に動かせる筋肉を随意筋といいます。
反対に、意図的に動かせない筋肉を不随筋といい、心筋や内臓筋などのことを示します。
表情筋は、自分の意思で動かせるので随意筋になります。
笑ったり、怒ったり、泣いたりと心の状態を表情筋の繊細な動きで表現できるのです。
感情を表現する大切さ
表情筋トレーニング(顔ヨガ)に興味を持ち、これを仕事にしたのは、私自身の顔の衰えが気になったことがキッカケ。
学びを深めるうちに表情筋の可動域が広くなり、顔を使い感情を表現することで、ありのままの自分を受け入れられるようになりました。
一般的には、笑顔が良いとされています。しかし生きていると楽しいことばかりではありません。悔しいことも悲しいこともあるのです。
そのすべてを無かったことにするのではなく、沸き上がった感情を受け入れること、そしてその感情を表現することが幸せだと思うのです。
私自身の気づきだけでなく、受講生の変化も同じです。
きっかけがお顔の悩みだったのですが、内面まで前向きに明るく変化されて、私が表情筋トレーニング(顔ヨガ)を始めた当初から感じている感情を表現する大切さを皆様に感じていただいています。
表情が豊かになると
表情筋トレーニング(顔ヨガ)は、小顔、目が大きくなる、美肌になるなどの効果があると言われています。
顔が動かしやすくなり、表情が豊かになるというのは、全ての感情を表現して良いのだと自分に許可をだすことで、周りから生き生きして見えるのだと感じています。
大切な感情を顔で表現することで自分がその感情を感じているのだということを脳に伝えることができ、そうすると、幸せホルモンが出て、幸せを感じることができ、ニコニコと表情に表れます。
表情が作りやすくなり表情が豊かになるとコミュニケーション能力が高くなりますよ。
笑顔は伝播する
表情が豊かになって、自分が中心となって笑顔になると、その笑顔が伝染するように家族や周りの人を笑顔にして大切にすることができます。
表情筋トレーニング(顔ヨガ)は見た目が変わるだけでなく気持ちが変わり、自分の事が好きになり、笑顔が増えてその先の幸せに通じていくと信じています。
素敵な笑顔でいられるように自分が自分を幸せにできるように、周りの人も幸せになれるように、表情筋を自由に動かせる一生モノのセルフケアをお伝えしています。
まずは、体験レッスンから始めてみませんか?
rosa rosata 山下千珠
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